グァテマラ・アンティグアでのホームステイ
中米のグァテマラは多くの日本人にとってまだまだ未知の国。コーヒーの産地として徐々に知名度があがって来ましたが、そんな馴染みの薄い国での半年2回のホームステイ体験を紹介します。
グァテマラ・アンティグア
- グァテマラってどんな国?
- アンティグアって?
- ホームステイの見つけ方
- お買い物&レストラン
- カフェ
- まとめ
グァテマラってどんな国?
旧宗主国がスペインということもあり、他の中南米諸国と同様スペイン語が公用語です。他にも古くから伝えられているマヤ系の言語などもあります。
多くの国民は現地インディヘナとヨーロッパ移民との血が混じったメスティソ(ラディーノ)と呼ばれる人たちです。
とても人懐こく、ラテン気質ですが、多くの人がカトリック教徒で熱心に信仰してらっしゃいます。
アンティグアって?
正確にはラ・アンティグア・グァテマラと言います。
現在の首都グァテマラシティの前の首都です。グァテマラシティからバスで1時間程の距離で世界遺産に登録されています。多くの観光客が訪れる文化遺産ですが、スペイン語学校が多くあることでも有名です。
中南米は多くの国がスペイン語を公用語としているため、中米の北側に位置するグァテマラでスペイン語を習ってから南米へと下って行く方が多いのです。
授業形態も独特で先生とマンツーマンのスタイルになります。希望すれば友人と二人で一人の先生など、アレンジも可能です。
気候は雨季と乾季に大別され、赤道に近いものの標高が高い位置にあるため、常春の気候になります。
ホームステイの見つけ方
アンティグア市内の語学学校で紹介してくれます。登録している家庭を実際に見比べてみて決めるのが良いでしょう。
家によって他の生徒と相部屋だったり、一軒家のような部屋だったり、値段もそれぞれです。最低一週間から受け付けてくれる家が多かったと思います。
大体の家庭が日曜日を除く毎日三食付きです。また、希望すればキッチンを借りて自炊できる家庭もあります。
学校の授業同様家庭でもスペイン語付けですので語学力アップ間違いなし。同じスペイン語でも国や地域によって多少言い回しが違いますが、最低限のコミュニケーションが取れるようになります。
お買い物&レストラン
メルカドと呼ばれる市民御用達の市場とスーパーがあります。現地の人の暮らしぶりを知りたければオススメです。屋台もありますが、慣れないと食中毒を起こします。
日本食は手に入りづらい状況ですが、観光地ということもあり他の都市よりは色々なものが選べます。お土産用の市場もあるのでゆっくり見て回ってください。
レストランは世界遺産の観光地ということで世界各国の料理が楽しめます。地元のレストランもあれば日本人経営の日本食レストランもあります。
高級ホテルのレストランもあり、それ程敷居が高くないのでホームステイの料理に飽きたら行って見るのも良いでしょう。トルティージャが主食ですが、メキシコのタコスのように巻かずに食べるのがグァテマラ流です。
カフェ
多くの人で賑わっています。コーヒーの国のイメージで行くと少しがっかりするかもしれません。地元の人はコーヒーにたっぷりの砂糖とミルクを入れて飲みます。ブラックで飲む人は殆どいません。
インスタントコーヒーがほとんどですが、近年は外国のお客様が増えたおかげでこだわりの店も出てきました。
毎日午前中にスペイン語の授業を受け、午後には先生やホームステイ先の家族、他の生徒と共にカフェへ。雨季にはテラスを打つ雨が心地よいです。
コーヒーと一緒に食べるケーキも日本より甘い気がします。
まとめ
総じて居心地の良い場所です。
何と言っても街自体が観光産業に頼っているため、外国人がいる風景が当たり前のおかげでそんなに気を使わなくて済みます。
長期滞在や現地で生活している日本人も多く、情報収集もできます。
かと言って銃も普通にある街ですので油断は禁物。私の滞在中にも同じ日本人が夜中に出歩いていてピストル強盗に遇っていました。
それでも、現地に行ってから滞在先や期間を決めることができるシステムが浸透しているお陰で、自由に予定を組めるところは他にはない利点だと思います。
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