カナダ人男性と付き合うと
様々な外人との出会いがある人も、カナダ人との交流がある人は意外と少ないのですが、カナダ人の男性と結婚した日本人女性からのリアルな体験談をお届けします。
- 純粋なカナダ人は少ない
- カナダは広い
- 言いように言えば寛大、悪く言えばルーズ
- 英語学習者に優しい
- アメリカが嫌い?
1、純粋なカナダ人は少ない
もともと原住民が住んでいたところに、ヨーロッパからの開拓者によって建国されたカナダ。その上、移民者を受け入れることで国の発展を続けてきた部分があるため、都市部であればあるほど、多人種・多文化です。
例え、彼自身はカナダで生まれたとしても、両親、祖父母の話を聞いてみると、ほとんど他国出身が含まれています。
実際、私の主人はカナダ出身ですが、自分の出生の話をするときは、必ずと言っていいほど、彼の母親がイギリス出身であることを話ます。
そうすると、初対面の人の中のほとんどがイギリス、またはヨーロッパ出身の親戚がおり、そこから会話が始まっていく感じです。
2、カナダは広い
当たり前のことだと言われてしまうかもしれません。
しかし、頭ではわかっていても、実際住んでみないと感覚がつかみにくいこともたくさんあります。同じ国なのに、時差があり、天候も気温も大きく違います。
そんな地形的なことから、言語や生活水準といった文化的背景も、場所によって大きな違いがあるため、一言で、カナダの特徴を表現するのは不可能に近いです。西側出身の人に、東側の都市の質問をしても、知らないこともきっと多いと思います。
それに加えて、上記で書いたように異文化の混合です。「Common Sense」つまり、日本でいう「一般的常識」とか「普通」というものが人によってそれぞれ異なり、日本人が漠然と持っているそういったものに比べ、かなり大きなふり幅があります。
言ってしまえば、一般常識はそもそも存在しないといっていいかもしれません。
3、言いように言えば寛大、悪く言えばルーズ
そのままですが、細かいことは気にしません。この大きな大地で育っているからなのか、いろんなことが「ビール飲む?」「オッケー」で最終的に解決してしまいます。
やっぱりスケールが大きいのか、「いいじゃん、それでみんなが幸せなら」みたいな感じで、くよくよしたり、ケチケチしません。でも、逆にその失敗からあまり学ぶこともなく、同じ失敗を何回も繰り返しているような印象もあります。
また、運よく臨時収入が入ると、パーっと使ってしまい、堅実ではないです。国家の社会福祉が非常に充実してるのもあり、将来の不安を考えて貯蓄するという感覚がありません。
その代わり、チャリティや税金には理解があるようです。よく考えれば、その点も他人任せなのでしょう。
4、英語学習者に優しい
上記全ての理由から、英語を第二言語とする人に非常に親切で優しい傾向があります。
特に都市部では、ほとんどの人が英語以外の言語もしゃべりますから、語学習得の大変さに理解もあり、発音や文法が正しくなくても、そういった英語にも慣れていますし、理解しようと努力もしてくれます。
5、アメリカが嫌い?
規模はかかわらず、近所というものはうまくいかないものです。カナダ人も、隣のガツガツしたアメリカと、世界から「北米」とひとくくりにされるのがたまらないようです。
「アメリカ出身ですか」と聞かれると、「カナダ出身です」と全力で否定します。
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