仕事上で知り合ったインドネシア人男女の3つの性格

インドネシア人男女の3つの性格

私は会社員をしていた頃に海外部門にいたこともあり、特に東南アジアの方とお話をする機会が多くありました。
その中でもとても記憶に残っているインドネシアの方々の共通点を少し挙げてみたいと思います。

 

インドネシア

 

インドネシア人男女の性格

 

  1. とてもお茶目
  2. 厳格なイスラム教徒
  3. 上流階級は未だに政略結婚

 

1.とてもお茶目

これは30代の男性の研修生と話をしていた時こと。

 

もうすぐインドネシアに帰国する彼に、帰る前にもう一度食べたい日本食ってある?と話をしていた時のこと。”さぷさぷ”を食べたい、と言う返答が来ました。

 

さぷさぷ。いろいろ思い浮かべても”さぷさぷ”と言う和食が思いつかない私。本当に日本食か?と聞き返しても、そう、とのこと。○○さんは、さぷさぷ知らないから日本人じゃな〜い。と何度も言われながらも、ではどんな食べ物?と言う話をしたら、お肉をお箸でつかんで熱湯に入れる料理と。

 

しゃぶしゃぶか!

 

そういえば、一律に外国人の方が発音できない日本語がありますからね。しゃぶしゃぶだよ、と正しい発音を教えてあげたのですが、いいや、さぷさぷだ、○○さんはすぐ分からなかったもん、日本人じゃないも〜ん。と駄々っ子かと思いましたけどね。

 

恐らく今でも彼の中で”さぷさぷ”のままだと思います。

 

 

2.厳格なイスラム教徒

まず、インドネシアの国民の殆どがイスラム教徒です。昨今、イスラム過激派のテロ行為等でイスラムと聞くと快く思わない方も多いでしょうが、インドネシアの方は非常に温厚です。

 

日本でも大相撲の大砂嵐さんの影響で最近はよく聞かれるようになりましたが、必ずやってくるラマダン。日の出ているときは飲食は禁止の期間です。

 

同じ部署で仕事をしていた別の30代後半の企業内転勤者の男性の話です。

 

頂いたお菓子を部署の方に分けていた時に、”ラマダンだからお菓子は止めておく?”と聞くと夜になったら食べるから欲しい、と。お昼過ぎだったと思いますが、そのお菓子を見つめる姿がとても哀愁を帯びていました。よっぽど食べたいんだろうな、と。

 

私には12時間ほど飲まず食わずはとても無理。初めて”他宗教”と言うものを身に染みて感じた出来事でした。

 

 

3.上流階級は未だに政略結婚

同じ部署や隣の部署のインドネシア人の方とは他の日本人の同僚も含めて月1程度で食事に行っていました。同じ部署の20代の企業内転勤者の女性が、他部門の友人も呼びたいと言うので快諾しました。その次の回から20代の男性も合流。

 

彼は所属していた部署の方が日本語教育には熱心ではなかったそうで、会話は英語オンリー。私は当時からコミュニケーションを取る程度の英語は話せたので色々とお話をさせてもらっていました。

 

基本はみんなとの食事以外では会っていませんでしたが、メールやごくたまに出掛けたことがあったかと思います。

 

その彼も帰国をし、2年後ぐらいに出張のカタチで来日をした際、声をかけてもらったので夕食を食べに行ってきました。もちろん、社内メールで帰国後も連絡は定期的に取っていたので。

 

久しぶりの日本はどうか等の取り留めもない話をしていた時に彼の口から、”今度結婚することになった”と。喜ばしいことなので、良かったね。いつ式を挙げるの?と聞いていたら、どうやら浮かない顔。

 

話を聞いていたら、彼のお父さまはインドネシア政府の高官で、結婚は政略結婚とのこと。まだそういうことがあるんだ、と思っていたら、”だから、第2夫人としてインドネシアに来てくれない?だって僕たち付き合っているもんね”と。

 

思わず目が点になりました。え?付き合っていたか?と。好意を持たれていたことすら知りませんでしたし。

 

これは、宗教に繋がりますが、イスラム教では婚前交渉は厳禁とのこと。だから何もなかったけど、付き合っていたと。

 

残念ながら、当時は20代前半で他国に嫁ぐことなど考えていませんでしたので、お断りをしておきました。でも、親のいいなりにならなければいけないのは、やっぱり気の毒でしたけどね。

 

何十人というインドネシアの方と仕事等の関わりを持っていましたが、みなさん根が真面目で穏やかな方が多かったですよ。あと、昭和みたいな人間の温かさを持った方が多かった気がします。

 

 

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