日本人が持たれる印象
様々なテレビ番組(ココが変だよ日本人とか)やネットなどでも、日本人と外人の違いはいつも取り上げられますが、その決定的とも言える部分の外人から日本人を見てカルチャーショックを受けてしまう部分などをまとめてみます。
日本人は礼儀正しい、大人しい、そして・・
海外に出た日本人が受けるカルチャーショック。そして、日本人を受け入れる外人もまた日本人に対してカルチャーショックを受けるようです。さて、気になるのは、日本人は外国の人々からどのようなイメージを持たれているのか?ということです。
表層的には、「日本人と言えば礼儀正しくて、大人しくて、落ち着いてるよね」というようなことを言ってくれます。もちろん、これらは私たちが誇るべき日本人の長所です。
ただし同時に、多くの外国人が日本人に対して、あるネガティブなイメージも持っているのも事実です。仲のいい外国人に聞いてみると、遠慮がちに教えてくれるでしょう。そのトップ3は
- NOと言わない
- 面白くない
- 何を考えてるかわからない
に集約されます。
郷に入れば郷に従え?
NOと言わない、というのも、日本人からすれば美徳のように思われるかもしれませんが、外国人(特にアメリカ人)はそのような観点は持ち合わせていませんので、自分の要求をがんがん言ってきます。
もちろん、英語力(語学スキル)の問題もありますし、日本人としての節度を貫き通すのも可能ですが、私たちが日本人に期待するように彼らが振る舞わないことについては覚悟が必要です。
そしてよく言われる「日本人はつまらない・何を考えているかわからない」ということ。これも的を得ていると思います。
多くの場合、外人にとって日本人は無口過ぎるのです!口を開いたと思えばYESしか言いませんし、議論にも慣れていませんから、会話が発展しないのです。彼らがどのようなコミュニケーションのキャッチボールを行っているのか、知る必要があるでしょう。
郷に入れば郷に従えとはよく言ったものです。日本人としてのアイデンティティを放棄する必要はありませんが、コミュニケーションはある意味「闘い」です。まずは彼らと同じ土俵に上がるためにも、彼らと自分の間のコミュニケーションの相違を自覚したいところです。